セックスしてえ。

、と激しく思った。っていうのはマイケル・ウインターボトムの新作「9 Songs」を観て。場所はシネ・アミューズ。一本裏道に入ればそこはラブホ街だ。相手がいないことを心底嘆いた。映画は恋人との甘い、幸せな日々を過激なラブシーン(R18)とロックのライブシーン(プライマル・スクリームフランツ・フェルディナンド、ブラック・レーベル・モーターサイクル・クラブなど)を交えながら振り返るというもの。いい。とにかくいい。これを観た後にするセックスは格別だろうなあ。描写は過激なんだけど、エロとかそういうもんじゃない。だから帰ってきても一人でする気にはとてもじゃないが、なれなかった。それどころかこの男がうらやましくてしかたなくって、自分がこれほどまでに素敵な恋はしてこられなかった原因なんかを考えてヘコんだ。うーん。

いろいろ考えて寝るのが遅くなったので、今日は1時に起床。読書して夕方からクラスの飲みで新宿へ。今週のイライラをぶつけてしまうのではないかと恐れていたが、そんなものはどこかに吹き飛んでしまったようで非常に楽しかった。けれども話してみて、みんななんだかんだ言って先々のことを考え、動き始めているようで、そしてなにより恋をしてるようでかなりの置いてけぼり感。俺なんか考えてもいないっていうのに。うーん。